朝ドラ「花子とアン」でこぴっと英会話

連続エイカイワ小説 『 朝ドラ「花子とアン」でこぴっと英会話 』 です。NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」で簡単な英会話をこぴっと学びましょう。英語を話せるようになりたい方、英語が上達したい方、大歓迎! Japanese drama "Hanako and Anne." Outline of story, English dialogue, Actors' information.

花子とアン第13回 てっ・・・、花子・・・。Palpitation! (パルピテーション!)

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初恋はパルピテーション!

H: Hana 

 

H: Palpitation…Palpitation…

 

 

 Got to bed!ではなが布団の中で英語の本を読んでいる場面です。「なんだろ、この単語?」と悩んでいますね。ちょうど同級生の醍醐さんが部屋に戻ってきて、はなは醍醐さんから辞書を借ります。

 

 palpitation は「心臓の鼓動、動悸、息切れ」。はなが辞書で訳を見つけて、「あった、Palpitation…ときめきか~!」。動悸とは心臓の鼓動が自分で感じられるということ、パルピテーションはつまり「ドキドキ」するということですね(笑)。

ちなみに「パルプンテ」はドランゴンクエストの呪文。何が起こるかわかりません!

 

話せば長いのよ

T: My hair is turning gray. That is a long story.

 

 

T: 私の髪は灰色に変わってきました。それは長い物語です。
H: そうかな…。
T: 安東さん、質問があるならおっしゃい。
H: 私は少し違う訳をしました。
T: 言ってごらんなさい。あなたの訳とやらを…。
H: 私は白髪が増えてきました。話せば長いのよ。

 

 

 はなが富山先生の英語の授業を受けている場面、はなが自分の訳を発表します。富山先生は直訳、はなは意訳と言ったところでしょうか。

 ここで使われている「動詞-ing形」は主語の My hair を説明しています。-ing形は「生き生きとした躍動感」をあらわします(参考:一億人の英文法)。単に「grayだ」という動きのない状態ではなく、「grayに変化してきている」、つまり今まさに変化している最中だということですね。

 

 ここで面白いのはネイティブと日本人の感覚の違い。ネイティブは頭の全体の色を表現するのに対し、日本人は髪の毛一本一本の色に注目するということですね。

 

 2つ目の文で説明語句に使われてりる a long story の限定詞 a のイメージは「(特定のモノに)決まらない」。ここで話題に初めて登場する「長い話」は、聞き手にとっては「(特定のモノに)決まらない」ので a が使われているのです。だからはなの訳もしっくりきますよね。これから何か面白い話が始まりそうですからね。

 

 

 Twinkle, Twinkle, Little Star

H: Here you are. It's yummy.
M: (nod no)
H: Would you like to play with them?
M: …
H: Let' go.
M: No! (cry)
H: I didn't mean to frighten you.
T: You know this song? "Twinkle, twinkle, little star, How I wonder what you are! Up above the world so high," Can you sing?
M: (nod yes)
T&M: "Twinkle, twinkle, little star, How I wonder what you are!"
T: One more time.
T&M: "Twinkle, twinkle, little star, How I wonder what you are! Up above the world so high,"
H: Here you are.
M: (eat a cookie)
H: Yummy? More?
M: (nod yes)

 

 

H: どうぞ。おいしいわよ。
H: (首を振る)
H: あっちでみんなと遊ばない?(テロップ通り)
M: ・・・。
H: 行きましょう。
M: いや!(泣く)
H: びっくりさせてごめんなさい。(どうしよう。)
T: この歌しってるかな?(Twinkle, Twinkle, Little Starを歌う)歌える?
M: (うなずく)
T&M: (一緒に歌う)
T: もう一度。
T&M: (一緒に歌う)
H: どうぞ。
M: (クッキーを食べる)
H: おいしい?もっと?
M: (うなずく)

 

 

 Here you are は「どうぞ」という意味ですが What you are looking for is here と考えると分かりやすいかもしれません。yummy は口語で「おいしい」。この単語、「ごちそうさん」でもよく出てきましたね。

 

 Would you like to~は Do you want to~の丁寧な表現。mean は「するつもり」、frighten は「怖がらせる」。I didn't mean で「つもりはなかったのよ」と言っておき、to 以下で「あなたを怖がらせるね」と、説明しています。「説明ルール」ですね(参考:一億人の英文法)。

 

てっ・・・、花子・・・

 日曜日、はなたちが孤児院にやってきました。恵まれない子供たちに奉仕活動をするのです。お嬢様たちはなぜか気合いが入っています。礼拝の後はいよいよ待ちに待った日曜学校。ミッションスクールの生徒にとっては異性と知り合う唯一のチャンスです。

 

 そこで会った北澤司は金沢の由緒ある家柄の出身で帝大一の秀才、おまけに眉目秀麗。その北澤に初めて「花子さん」と呼ばれます。はなは、、、

「てっ・・・、花子・・・。」、、、Palpitation!

これぞときめきというものでした。

 


ご機嫌よう、さようなら。

  

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