花子とアン第91回 会わせたい人 必ず花子さんを幸せにします!
甲府
お父とお母のもとに電報が来ました。
「アワセタイ ヒトガ ヰル」
(コケコッコ~)
はなからです。
はな帰る
「初めまして、村岡英治です」
緊張すお母。
睨むお父。
なぜかリンさん。
「花子さんは、この家で育ったんですね」
花子につっこむお父とお母、そしてリンさん。
英治はお土産を渡します。
なんかやたらとウヰスキーが出てきます。
もしかして、マッサン?
夜
英治に酒を注ぐお父。
4人で夕食です。
いつもながら、衣装のギャップがすごいですね。
挿絵のことを聞くお父、ごきげんです。
さっき睨んでたのに(^^;)
「ところで、お義父さん、あの、今日は、大事なお話があってうかがいました」
英治は話を切り出そうとしますが、
「俺は君のことが気に入ったぞ、はなのこん、嫁にもらってくれちゃ。このとおり」
頭を下げるお父。
困る英治。
場がなごみます。
しかしお父、
「英語の辞書をくれた男から、はなはひでえ目に遭ったらしい」
(雷鳴)
お父はそれが英治だと知らないようです。
夕食後
雨、降って来ましたよ。
酔って寝てしまうお父と英治。
「はな、あの辞書をくれた人のこん、もう忘れただね」
「、、、うん」
嘘をつくはな。
それを寝たふりをして聞いている英治。
朝
「実は、お二人に黙っていることがありまして」
自分がはなに英語の辞書を贈ったことを話す英治。
そして香澄さんのことも話します。
重い空気が流れます。
とてもとても重いです。
あー、重い、、、
「僕は、妻がいる身でありながら、花子さんのことが好きになってしまいました」
英治をかばうはな。
苛立つお父。
「離婚してすぐに妻はなくなりました」
驚くお母。
「駄目だ、この結婚は認められん」
一転、結婚に反対するお父。
「亡くなった奥さんへの想いはこの人の中に、生き続ける。ほんな男と一緒になっても、はなは幸せになれん」
しかしはなは自分の気持を訴えます。
「お父、おら、ほれでもいい。
前の奥さんのことも全部含めて、おら今の村岡さんを好きになったの。
おら、自分はもっと強い人間だと思ってた。
ボコん時っから、ちっとくれえつれえことがあっても、心を強く持って人前では笑ってた。
だけんど、村岡さんと会ってから、自分はなんて弱い人間なんだろうって思った。
泣くほどの辛い思いも、
飛び上るほどの嬉しい思いも、
どうしようもねえほどのときめきも、
全部村岡さんから教えてもらった。
村岡さんを好きにならなんだら、こんな自分にも出会えなんださ。
お父、お母、、、
おら、村岡さんと一緒に生きて生きたい。
結婚させてください!」
「お願いします、必ず花子さんを幸せにします!」
涙するお母。
自分たちのことを思い出すお父とお母。
お爺やんが許してくれたのは死ぬ間際。
「ほんなに待ってたら、はなはおばあやんになっちまう。
英治さん、今のうちにもらってやってくりょう。
はなのこん、幸せにしてやってくりょう」
「英治君、頼む」
「はい」
「ありがとう、、、ありがとうごいす」
(T_T)
教会
「そうだ、花子さん、ここで結婚式をやりましょう」
吉高さん、長台詞お疲れ様でごいす。
それでは今日はこの辺で、
ごきげんよう、さようなら。