花子とアン第96回　絶縁状　こげなもん！ - 朝ドラ「花子とアン」でこぴっと英会話

花子とアン第96回　絶縁状　こげなもん！　嘉納伝助　白蓮事件

ちょっこし、あらすじ

朝

「蓮さま、ゆうべどうしたんだろう？東京にいるのに連絡もくれないなんて」

蓮子を心配する花子。

「蓮子、ここに来ちょらんだろか？」

村岡家を尋ねる伝助。

「蓮子～！」

発狂し村岡家を探し回る伝助。

「石炭王の嘉納伝助ともあろうお方が、何をなさってるんですか？」

我に返る伝助。
蓮子が忘れていった祝いを渡して、謝り、帰ります。

ドミンゴ

かよから蓮子のことを聞く花子。

「ひょっとして、あの宮本さんって人？」

龍一の家

「二度と帰らないわ。あなたと生きていくって決めたの」

伝助への手紙を書く蓮子。

「あなたへの愛の証ですから」

「ありがとう、蓮子」

外には龍一を監視する吉太郎が、、、

数日後の早朝

村岡家へ醍醐さんが。
朝刊を英治に渡す醍醐さん。

九州の石炭王、嘉納傳助夫人
嘉納蓮子、突然失踪す
夫への絶縁状の前文

福岡

黒沢から蓮子の記事のことを知らされる伝助。

「何ち書いちゃると？　早う読め！」

嘉納伝助様

私は今、あなたの妻として最後の手紙を差し上げます。
ご承知の通り、結婚当初から
あなたと私の間には、全く愛と理解とを欠いていました。
しかし、私はこの結婚を有意義にするため、
できる限り努力しようと決心しました。

私が、はかない期待を抱いて東京から九州に参りまして
10年になりますが、
私の期待は全て裏切られ、
努力は水の泡になりました。
愛無き結婚が生んだ不遇と思い
私の生涯は、暗い一生で終わるものと諦めていたのです。

しかし、幸いにして
愛する人に巡り合うことができまし。
私はその愛によって、今、復活しようとしているのでございます。

ともあれ10年の間、欠点の多いこの私を養って下さったご恩に感謝します。