朝ドラ「花子とアン」でこぴっと英会話

連続エイカイワ小説 『 朝ドラ「花子とアン」でこぴっと英会話 』 です。NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」で簡単な英会話をこぴっと学びましょう。英語を話せるようになりたい方、英語が上達したい方、大歓迎! Japanese drama "Hanako and Anne." Outline of story, English dialogue, Actors' information.

花子とアン第143回 本当のお母様 命よりも大切なもの

花子とアン第143回 本当のお母様 命よりも大切なもの もも 美里

空襲後

玄関の前に立つ花子ともも
英治と旭が戻って来ます。
安心する花子ともも。

かよの店も大丈夫なようです。

 

寝室で話す英治と花子。

「ねえ英治さん、もし明日死んでしまうとしたら何をする?

花子は防空壕の中で思ったようです

「明日も生きているとは限らない。今日が最後の日になるかもしれない」

英治は答えます。

「僕は花子さんが翻訳した本を読んでいたいな」

英治は一日中花子の翻訳した本を読んでいたいと言います。

「君は?」

「私は、、、」

 

書斎

花子はスコット先生の言葉を思い出します。

I have a book to give you.

Anne of Green Gablesを見つめる花子。
花子はペンを取り翻訳をはじめます。

 

昼間

赤毛のアン」を翻訳をする花子。
突然電話が鳴ります。

「美里ちゃんがいなくなっただよ!」

お母からです。

「てっ!美里が!」

心配する花子。
お母の手にはメモが、、、

「東京に帰ります。美里」

 

家の前

玄関前に立つ花子ともも。
美里がいなくなったことを聞いて英治が慌てて帰って来ます。

「美里ちゃん!」

橋って通ってくる美里。

「只今蹴りました!」

(パシン!)

いきなり美里をはたくもも。

「お母様がどれほっど心配したと思っているの!」

圧倒される花子。

「ごめんなさい」

頬を押さえて謝る美里。
自分でもとっさの事に驚いた表情のもも。

 

居間

花子が心配だった美里。
謝る美里。

「私、お父様やお母様と離れたくない。お願いします!」

はなは大切な話をします。

「あのね美里、ももおばさまは、美里の本当のお母様なの」

「え?」

「美里の本当のお父様とお母様は、ももおばさまと旭おじさまなの」

英治の顔を見る美里。

「本当のことだよ」

美里 本当のことをだよ


ショックを受ける美里。
美里に話をする花子。
空襲でいつ命を落とすかわからない中、花子は本当のことを話し気になったようです。

美里の手を取る花子。

「美里、よく聞いて。
お父様もお母様も、美里を本当の子どもだと思っているわ。
美里を心から愛してる」

「美里、これからも、僕らこれからも家族だ」

涙をこらえながら無言で部屋に向かう美里。

「美里、、、」

悲しげな英治と花子。

 

ある日

「ごめんください」

かよと雪乃、婦人会の人たちが厳しい顔で玄関に立っています。 婦人会


かよと雪乃、婦人会の人たちが厳しい顔で玄関に立っています。

「お姉やん、隠れて変なことしてないよね?」

家に上がり込んで調べ始める婦人会。
花子は慌てて書斎の原書と辞書を隠します。
書斎にも入ってくる婦人会。

「村岡さん、敵性語の本をまだこんなにお持ちだったんですね」

「お姉やんが英語の本を処分すれば、みんな納得してくれると思う」

「そんな、、、」

そのとき吉太郎がやって来ます。
兄やんは話を聞いてやって来たようです

雪乃は花子を非国民呼ばわりをします。
鬼やんが割って入ります。

「いますぐ敵性語の本を焼かせましょう。
ここにある本は、自分が全部焼いて処分します。
いいな?」

 

「兄やん、やめて!」

英語の本を焼こうとする兄やん。
婦人会が帰ったのを見て兄やんは手を止めます。

「そんなに本が大事か?」

「今の私には、命よりも大切なもの」

命よりも大切なもの 花子 吉高由里子


かよは目を伏せます。
それは、かよが自分の店を思う気持ちと同じです。

「理解できん。俺はもう守ってやれん」

立ち去る兄やんとかよ。

 

英語の本を整理する英治。
花子は赤毛のアンの原書と辞書だけを残して、翻訳を続けます。

 

宮本家

純平が特別休暇で帰って来ます。
しかし少し困った表情の蓮子。

 

 

 

 

 

今日のあさイチの吉高さんは面白かったですね(^^)

 

 

 

それでは今日はこの辺で、
ごきげんよう、さようなら。

 

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