朝ドラ「花子とアン」でこぴっと英会話

連続エイカイワ小説 『 朝ドラ「花子とアン」でこぴっと英会話 』 です。NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」で簡単な英会話をこぴっと学びましょう。英語を話せるようになりたい方、英語が上達したい方、大歓迎! Japanese drama "Hanako and Anne." Outline of story, English dialogue, Actors' information.

花子とアン第147回 どうか、幸せになって下さい 街に消える吉太郎

花子とアン第147回 どうか、幸せになって下さい 町に消える吉太郎

宮本家

「お願い、純平を、、、」

花子は蓮子に歩み寄ります。
しかし、花子を突き飛ばす蓮子。
そして花子につかみ掛かる蓮子。

「あなたのせいで、あなたのせいで純平が!」

「蓮子、よさないか!純平が死んだのは、花子さんのせいなんかじゃない、戦争のせいだ!」


龍一が止めます。

「花子さん、すいませんが今日はお帰り下さい」

言葉もでない花子。

  

村岡家、前

「はな」

「兄やん、、、」

 

居間

美里と直子、英治の消息を聞く吉太郎。
みんな無事と知って安心する吉太郎。

「醍醐さんはどうしてる?」

「南方から戻ったきり、まだ会えて内の」

「そうか、、、」

うつむく兄やん。
花子は軍人の兄やんを心配します。

「俺たちは戦争に負けたんだ。どうなっても仕方ないさ」

「兄やん、、、」

防空壕にお菓子を取りに行く花子。

「兄やん?」

花子が戻ってくると、そこに兄やんはもういません。 

花子が戻ってくると、そこに兄やんはもういません。 

 

「吉太郎さん?吉太郎さん!」

「醍醐さん、、、」

醍醐さんが吉太郎を見つけます。
相手が無事だと知り、ホッとする吉太郎と醍醐さん。

「もう、自分のことは心配しないでください」

「え?」

「醍醐さん、あなたに会えてよかった、、、」

「吉太郎さん、、、どこかへ行ってしまわれるんですか?」

「いえ、自分には行く所なんてありません。すいません、これで失礼します」

立ち去ろうとする吉太郎。

「待って下さい!また、すくにお目にかかれますよね?」

「待って下さい!また、すくにお目にかかれますよね?」
醍醐さん 吉太郎


吉太郎はそれには答えません。

「どうか、幸せになって下さい」


「吉太郎さん!」

「吉太郎さん!」 醍醐さん


街に消える吉太郎。

 

宮本家、夜

純平を思い出す蓮子。

「お母様も、お夕食を召し上がってください、、、少しだけでも」

首を振る蓮子。

(戸が揺れる音)

「純平!」

外に飛び出す蓮子。
しかし、、、
泣き崩れる蓮子。
蓮子を抱く龍一。

悲しく富士子が見つめます。

 

 

村岡家

梶原が訪ねてきます。
梶原は若い編集者、小鳩書房の小泉晴彦を連れてきます。

 

小泉晴彦役は「白石隼也」さん

  

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出典:http://horipro.co.jp/talent/PM044/
白石隼也
1990年生まれ、神奈川県出身、ホリプロ所属 

 

 

かしこまる小泉。

 

居間

英語の本に驚く小泉。
梶原は家を焼け出されて妻の実家にいるようです。
梶原さんの妻は富山先生。
富山先生は元気なようです。

 

「実は小泉君、ニジイロのファンだったそうだ」

小泉は「王子と乞食」も読んでいたようです。
それに喜ぶ花子。

「早速ですが、先生の翻訳されたものを、弊社で出版させていただけませんか?」

「あっ、ちょっとお待ちください」

書斎に原稿を取りに行にいく花子。
机の上の原稿を手に取ります。

「お待たせしました」

原稿を差し出す花子。


UNCLE TOM'S CABIN
BY HARRIET BEECHER TROWE


「こちらの作品はどうでしょうか?」

「ああ、ストー夫人ですか」

「こちらでよろしければ」

「ありがとうございます」

頭を下げる小泉。

「それから、、、こちらは翻訳し終わったばかりのものなんです」


ANNE OF GREEN GABLES


目を見張る小泉。
花子は小泉と梶原の様子をうかがいます。

 

 

それでは今日はこの辺で、
ごきげんよう、さようなら。

 

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