朝ドラ「花子とアン」でこぴっと英会話

連続エイカイワ小説 『 朝ドラ「花子とアン」でこぴっと英会話 』 です。NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」で簡単な英会話をこぴっと学びましょう。英語を話せるようになりたい方、英語が上達したい方、大歓迎! Japanese drama "Hanako and Anne." Outline of story, English dialogue, Actors' information.

門限破って Go Home! 白鳥かをる子さん、結構いい味出してますね

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花子とアン 第15回

H: Hana
B: Miss Blackburn
T: Miss Toyama
T1: English Teacher 1
T2: English Teacher 2
JT: Japanese Teacher
S: Miss Scott

 

 

B: Why did you break the curfew?
H: I was having a conversation on my way back, and I lost track of time.
B: Were you with a boy?
H: Yes... Go to bet forever and ever?
B: Wait, Hana. Do you really think you're getting off that lightly?
T: She should be suspended, Miss Blackburn.

 

 

B: なぜ遅れたのですか?
H: 送ってくれた人と少し話し込んでしまって。
B: それは男の学生ですか?
H: はい。Go to bet forever and ever、ですね?
B: 待ちなさい、はな。そんな軽い罰で済むと思ってるんですか?
T: 校長、最も重い罰を。

 

 

 「てっ、てーへんだ、門限破っちまった」。見栄をはって嘘をついてしまったはなは、北澤さんに本当のことを打ち明けようとして今度は門限破り。学校の中に入ろうとして柵を乗り越えたところに、運悪く茂木先生と富山先生が。はなはまた校長室で怒られます。(英文の聞き取り、まちがってたらごめんなさい)

 

curfew は「門限」。門限は日本語では「破る」ものですが英語では break「壊す」ものなんですね。

 

conversation は「会話」。on one's way back は「帰り道の途中で」。この前置詞 on は「線上」を表します。on のイメージは「上に乗っている」(参考:一億人の英文法)。「上に乗っている」から様々な意味が生まれますが、「接触」もその一つ。on は「線」と相性のいい前置詞です。線は点ではないので at は不可。面積もないので in もだめ。なので「接触のon」が使われるのです。もっと詳しく知りたい方は「一億人の英文法」、398ページを見てくださいね。(個人的な意見ですが「一億人の英文法」はすごく参考になりますね。)

 

lose track of timeは「時がたつのを忘れる」。trackには「通った跡」のほかに「(思考や行動の)流れ」という意味もあります。時の流れを見失っちゃったんですね。

 

get off は「(罪を)免れる」。get は動き、変化が感じられる動詞、副詞 off のイメージは「離れている」。門限を破った罰から離れていく、ということですね。suspended は「停学になる」の意味かな?字幕の翻訳では「最も重い罰を」となっていましたが、富山先生はこのあと日本語で、はなに対して「停学か・・・退学か・・・」とおっしゃっていますね、怖い怖い(笑)

 

 

Dear Miss Hana, Thank you.

 

親愛なるはなさん、ありがとう。

 

 

教会で富山先生と茂木先生が、生徒が集めた歳末の寄付金を牧師さんに渡しています。おや?ミニーちゃんが茂木先生になにか手渡しましたね。

「Miss…Hana…?」

なんとミニーちゃんからはなへの手紙です。クリスマス会のあとではなたちが英語で紙芝居をしてくれたお礼みたいですね。

「それではなさん、おそくなったんだわ」

それだけじゃないんですが、うまい具合に話が進みましたね。

 

 

 

B: Taki, What's the matter? Why are you getting so emotional?

T: Excuse me.

B: I have an idea.

 

 

B: タキ、どうしたんですか?感情的になって。

T: 失礼しました。

B: 私に考えがあります

 

 

事情を知った茂木先生と富山先生はブラックバーン校長先生にそのことを説明しにきましたね。茂木先生ははなの罰を軽くしてくれるように訴えます。でも、富山先生はちょっと大きな声で反対していますね。

 

emotional は「感情的」。ここでも get が使われていますね。get は動き、変化を表す動詞。冷静な富山先生が emotional に変化したのをみて get を使った、のかな?いや、そういうことにしておきましょう。

「I have an idea.」

ブラックバーン校長先生、何か思いついたようですね。

 

 

T1: Hana, you finished.

T2: Well done, Hana.

S: Hana, thank you.

H: My pleasure.

H: Miss Blackburn, I finished.

B: Hana.

H: Yes?

B: This is for the big cleanup.

H: What?

B: There's 3 yen inside.

B: Hana, go home!

H: Miss Blackburn, thank you so much.

All: (applause)

 

 

T1: はな、終わったのね。

T2: ご苦労さま。

S: はな、ありがとう。

H: どういたしまして。

H: 校長、終わりました。

B: はな。

H: はい?

B: 大掃除の給金です。

H: なんですか?

B: 三円はいっています。

B: はな、おうちへ帰りなさい!

H: ブラックバーン校長、ありがとうございます。

All: (拍手)

 

 

「やっと終わったー!」

五日間はなは孤軍奮闘し、やっとの思いですべての大掃除を終わらせました。すると拍手とともに先生たちが現れます。

 

Well done. は It was well done. pleasure は「喜び」。My pleasure. は It's my pleasure. ということですね。cleanup は「掃除」。inside は「中に」。There's 3 yen を説明しています。「三円あります、中にね」ということですね。そして、、、

「Go home!」

今回は Go to bed! ではなかったですね。ブラックバーン校長先生、実はやさしいんですね~(笑)

 

 

S: Make the texture of the dough even.

H: I see.

S: Knead the dough gently.

H: Oh, I see. Gently.

S: Gently.

 

 

S:生地はムラが出ないようにね。

H: はい。

S: やさしくこねるのよ。

H: なるほど。やさしく。

S: やさしくね。

 

 

スコット先生とはなは、なにやらお菓子を作っているようですね。
どうもクッキーのようです。

 

texture は「手触り」。dugh は「(パンなどの)生地」。even は「均等」。the texture of the doughは make の目的語で、even はthe texture of the doughの説明語句です。ここでの make は「状況を make」します。「生地の手触り = 均等」という状況をつくる、ということです。(うーん、、、聞き取り、合ってるのかな?)

 

knead は「練る」。gentlyは「やさしく」。see は「見える」。日本語でも「その話、全然見えないよ」というように、「見える=理解」につながります。「何かに目を向けて映像が頭に入ってくる」 → 「理解する」ということですね(参考:一億人の英文法)。

 

 

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)

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白鳥かをる子(ハリセンボン春菜)さん、結構いい味出してますね(笑)。さて、はなの五年ぶりの帰省、どうなることでしょうか?ちなみにはなはまだ15歳ですよ!明日の朝ドラ「花子とアン」も楽しみですね。では、私は音読しますかね、音読音読。英語上達の秘訣はやっぱり、音読!

 

ご機嫌よう、さようなら。

 

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