こぴっと頑張ります!
花子とアン 第32回 ちびっとあらすじ
富山先生(ともさかりえ)があいびきを生徒に目撃された後、授業は若干さわさわ。蓮子さま(仲間由紀恵)は「あいびきぐらいなさって当然ですよね」とさらっと言ってのけます。はな(吉高由里子)やクラス内はピキピキ、凍り付きます(笑)
はなは得意の「空想」で梶原編集長(藤本隆弘)と富山先生の恋愛を妄想してますよ。そして印刷会社の御曹司、村岡英治(鈴木亮平)も登場です。かっこいいですね!
村岡英治役の鈴木亮平さんは、なんと東京外国語大学卒業で、英検1級だそうです。さらにアメリカ留学の経験もあり、高校時代にはドイツ語スピーチコンテストで優勝したそうです、すごい!(ウィキペディア情報)
静かに
T: Miss Toyama
T: Be quiet. Enough talking.
T: 静かに。私語はやめなさい。
起こっていないコト
Be quiet.は命令文です、当り前ですが。命令文ではbe動詞や一般動詞の「原型」が使われます。なぜ動詞原型が使用されるのかというと、命令するとき、そのコトはまだ起こっていないからです。起こっていないコトを表すのに現在形や、過去形はつかえません(参考:一億人の英文法 P 545)。
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飽き飽きです
Enough talking.のenoughは形容詞で「もう十分な、飽き飽きする量の」。後ろのtalkingを限定、「限定ルール」です。「飽き飽きするレベル」のtalking、そこから「私語はやめなさい」になるのですね。
ラクダの体構造
The body structure of camels is well suited for living in desert's conditions. (original text)
ラクダの体構造は乾荒原に適合せり。すなわち背部の大瘤には脂質を蓄蔵し・・・(えらい学者の翻訳)
はなは向学館でアルバイトをしていて翻訳を頼まれます。「ここちょっと読んでみて」と言われ、百科事典の英語原本を読みます。
of はリンク
ofのイメージは「明確化」。x of y でxにyをリンクして、xをはっきりさせます。ここでは、The body structureは主語ですが、それだけでは聞き手(読み手)が良く分からない、だから of camels とリンクをはって明確化しています(参考:一億人の英文法 P396)。
単なる説明型
そしてこの文は「説明型」。The body structureをwell suitedで説明します。「体の構造=適している」。suited は動詞suit「適合させる」の過去分詞です。動詞過去分詞形は「受動(~される)」で、この文は受動文と呼ばれます。しかし結局は単純なbe動詞文、つまり「説明型」です。主語The body structureを過去分詞で説明しているだけです。
for は向かって
forのイメージは「向かって」。ここでは意識の向かっている「範囲」を示します(参考:一億人の英文法 P390)。どの「範囲」で「適しているの」のか、これも前の文をせつめいする「説明ルール」です。
inは容器の中
inのイメージは「容器の中」(一億人の英文法 P393)。「内部」とか「入っているとか」とか。砂漠の中に立ってるイメージですかね。前置詞はイメージで使えってことですね。
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女學校の庭
はなと蓮子は仕事と恋愛について話します。
「そういえば、はなちゃんは花子と呼ばれたいって言ってたわね」
蓮子は自分の本からしおりを取り出し、何かを書きとめます。
翻譯者 安東花子
歌人 白蓮
しおりを見ながら微笑む蓮子。
はい、ドラマでは「こぴっと」連発です!わたしも「こぴっと」英語を頑張ります!
それでは、今日はこのへんで、
ご機嫌よう、さようなら。