人は苦しみに耐えた分だけ成長するのですよ
花子とアン、第22回
はなのお父が学校にやってきて、ブラックバーン校長と先生たちに、誠心誠意謝ります。お父とはなは土下座までして頭をさげていますよ(;_;)。富山先生、今回は積極的に通訳していますね。やっぱり富山先生本当は優しいんですよね。葉山蓮子さまも階段の上からその様子を伺うかがっていますが、さすがに心を打たれたようです。バックに流れる音楽も涙を誘いますね。 ブラックバーン校長先生が最後に少しだけ微笑んだような気がします。どうか寛大なご処置を、、、m(__)m
mustは「圧力」、動詞-ingは「生き生き躍動感」
T: Miss Toyama
B: Miss Blackburn
K: Ando Kippei
T: You must hurry. Miss Ando's father is beating her.
...
B: Stop! You, Sir, get out.
...
T: He says this is the first time he raises his hand to her.
B: I do not think we can discuss this sensibly now. Please leave, Sir.
...
K(T): What my daughter has done is unacceptable. (Miss Toyama's translation)
...
B: I'll take care of this matter for now.
T: 大変です。安東さんの父親が暴力を。
...
B: 止まりなさい!サー、出て行きなさい。
...
T: 初めて彼女に手を上げた、と言っています。
B: 今は冷静に話し合うのは無理です。お帰りください。
...
K(T): 娘がしでかしちまったこんは、どういても許されるこんじゃありません!(吉平のセリフ)
...
B: この件は一旦お預かりします。
mustのイメージは「圧力」(参考:一億人の英文法 P336)。ここでは「~しなければならない(義務)」。You mustは相手に高い圧力をかける表現です。この場面、富山先生からブラックバーン校長先生にですから「急いでください」ぐらいの意味ですかね。ちょっと命令っぽいので、、、聞き取り合ってるかな(^^;)。
beatは「たたく」ですが、ここは-ing型なので「生き生き躍動感」(参考:一億人の英文法 P444)。beatしたのはここでは過去のことですが、まさにお父がはなをたたいている様子が、富山先生の目に浮かんでいるんですね。醍醐さんの慌てた様子をみて、-ing型になったのでしょう、たぶん。
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He saysは昨日も出てきた「レポート文」で、その後にsayした内容が文で説明されますよ。「彼は言ってます」(何を?)「これが最初です、彼女に手を上げたのは」。(ここの聞き取りも難しかったので、間違っていたらごめんなさいm(__)m)
I do not thinkもまたまた「レポート文」ですね。sensiblyは「分別よく」。ブラックバーン校長先生が早口なのでよく聞き取れないのですが、多分we can discussって言ってるのかな?富山先生の通訳からの予想ですいません(^^ゞ
leaveは「去る、残す」ですがleaveは、出て行くものに焦点が当たると「去る」、残されたものに焦点が当たると「残す」になります(参考:一億人の英文法 P114)
(コメントをいただき、私が聞き取れなかった、お父の言葉の富山先生による通訳の部分が判明しました。ありがとうございます!)
toは「指し示す」、suchも「(何かを)指し示す」?
A: Hayama Akitaka
B: Miss Blackburn
A: I'm sorry, I'm very sorry.
...
A: I should like to contribute to the school. One thousand yen.
B: We cannot accept such a large amount of money.
A: 本当に申し訳ありません。
...
A: 学校に寄付をさせてください。千円です。
B: こんな大金は受け取れません。
蓮子の兄、葉山晶貴伯爵(飯田基祐、いいだきすけ)がブラックバーン校長に挨拶をしに、女学校へやって来ました。そこで蓮子の起こした問題を知らされたようですね。
should like toは私、初めてみる形ですね(^^;)。would like toとおなじ意味のようです。shouldは「進むべき道」(参考:一億人の英文法 p353)。「~すべき」ですから、妹が起こした問題に対して「寄付しなければ」という義務てきなニュアンスがあるということですかね。 contributeは「貢献する、寄付する」。to the schoolはcontributeの説明、どこに寄付するのかtoで「指し示して」いるんですね。
acceptは「受け取る」。副詞suchは「(何かを)指す」(参考:一億人の英文法 P270)。差し出された小切手を指しているんですね「そのような大金」。a large amount ofは「多額の」です。ここでyenは複数形になりません。ドルだったら複数形のdollarsですが...。yenは英語ではなく円の読み方だからしいですよ。
さて、葉山蓮子さまのへやに乗り込んだはな、どういう話の展開になっていくのでしょうか?楽しみですね。
では、ご機嫌よう、さようなら。
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