朝ドラ「花子とアン」でこぴっと英会話

連続エイカイワ小説 『 朝ドラ「花子とアン」でこぴっと英会話 』 です。NHK朝の連続テレビ小説「マッサン」で簡単な英会話をこぴっと学びましょう。英語を話せるようになりたい方、英語が上達したい方、大歓迎! Japanese drama "Hanako and Anne." Outline of story, English dialogue, Actors' information.

あなたはきっと変わることができる (あなたの英会話もきっと変わります)

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花子とアン 第24回 

 さあ、いよいよブラックバーン校長の裁定が下ります。昨日は蓮子が校長室にやってきて、ワインを飲んでいてはなにも飲ませたことを白状しました。今度は蓮子の退学の危機。蓮子は覚悟を決めてやってきている様子なので、ブラックバーン校長先生に対する口調も投げやりです。どうなってしまうのでしょうか?

 

はなさんの通訳はどうでしたか?

M: Miss Mogi
B: Miss Blackburn
R: Hayama Renko
H: Hana
T: Miss Toyama

 

B: You yourself broke the rule of this school, your (inaudible) classmate take the blame.

M(T): The first time we questioned you, You told us that Miss Ando helped herself to the wine. But today, you came here to tell the truth. Why?

B: Answer the question.

R: (Japanese) Betsu ni riyu nado gozaimasen...

H: (Japanese) Renko-san...

T: (Japanese) Mou gaman dekimasen...

B: As for your punishments, Ando Hana!

H: Yes.

B: Hayama Renko. Neither of you will be expelled.

H: (Japanese) Blackburn-kocho...

T: This is unacceptable. Miss Ando I can understand. But Miss Hayama should be expelled. Why's her stay? Because she is a daughter of the count?

B: No! Absolutely not.

T: Then why?

...

B(H): Repent ye therefore and be converted, so that your sins may be blotted out, and you'll be refreshed by the presence of the Lord.

  Therefore, to save the student like her is Shuwa Jogakko's mission.

 

  However, there is one condition, if you want to stay.

  Do you promise to follow the rule of the dormitory?

 

  From now on you will be no exception.

  You will have to do everything you need to do for yourself.

  As a student, you have to work very hard.

  From now on, you'll take all of your meal with the other students in the dining room.

  You must leave behind these bad habits of yours and be reborn.

  I'm trusting you.

  I know you can change.

...

M: (Japanese) Hana-san no tsuyaku ha...

T: (Japanese) Kanpeki kara ha toi desuga...

M: (Japanese) So desu ka.

 

 

 

B: あなたは校則を破った上に、なにも知らない級友を巻き添えにしたんですよ。 

M(T): 全あなたに事情を聞いたとき、はなさんが勝手に飲んだと嘘をつきましたね。今日は本当のこと を言いに来たのはなぜですか? 

B: 答えなさい。 

R: 別に理由などございません。いずれにせよ私は退学になるのですから、もういいじゃないですか。 

H: 蓮子さん・・・ 

T: もう我慢できません。あなた、なんなんですかその態度は! 

B: 二人の処分ですが、安東はな! 

H: はい。 

B: 葉山蓮子、二人とも退学にはしません。 

H: ブラックバーン校長・・・。二人とも退学にはなさらないって・・・ありがとうございます! 

T: 私は納得できません。安東はなさんはまだしも、葉山さんは退学にするべきです。なぜですか?伯爵家の令嬢だからですか? 

B: いいえ、断じて違います。

T: では、なぜですか? 

B(H): 神様はどんなに罪深い人間でも悔い改めればお許し下さるとおっしゃっています。 そして彼女のような生徒を救うのが、修和女学校の使命だからです。

  但し、もしここに居たければ、条件があります。 

  集団生活のルールを守れますか?

 

  今日から誰もあなたのことを特別扱いしません。 

  自分のことはすべて自分ですること。 

  真摯な気持ちで勉学に励むこと。 

  食事はみんなと一緒に食堂でとること。

  これまでの習慣をすべて捨てて、新しい自分に生まれ変わるんです。

 

  (ブラックバーン校長は)信じています。<括弧内ははなが付け加えらもの> 

  あなたはきっと変わることができる。 

...

M: はなさんの通訳はどうでしたか?

T: 完璧からはほど遠いですが、まあ、意味は掴めていたんではないでしょうか。

M: そうですか。

 

 

 今日の聞き取りも大変でした、一部聞き取れなかったところもあります。間違っていたらごめんなさい。

 

英会話の上達には「説明ルール」、欠乏感です!

 最初の文は飛ばしまして(^^;)、The first time we questioned youは「最初の時」→(どの時?)→「私たちが質問した(時)」と「説明ルール」。

 You told us that~は「レポート文」。なにを話したかを that 以下でレポートします

 helped yourself to~は「説明ルール」。「自分自身にhelpした」→(何を?)→「ワイン(を)」ですね。toのイメージは「指し示す」。

 you came here to tell the truthも「説明ルール」。toで説明。「あなたはここに来ました」→(何しに?)→「本当のことを言いに」。括弧()の中は「欠乏感」です。取りあえずYou came here と言っておいて、その理由、足りない部分をtoで補う、「足りないー補う」のリズムです。もう一度、toは「指し示す」、足りない部分を「これですよ」と指示しています。

 

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聖書の一節? はな にお任せ!

 Repent ye therefore~は聖書の一節でしょうか?repentは「懺悔する」。yeは古いことばで「なんじらは」みたいです。convertedは「改心する」。sinは「罪」。blot outは「消し去る」。by the presence of the Loadは「神の存在によって」、たぶん(^^;)。えーと、あとははなの通訳を参照ということで。

  conditionは「条件」。dormitoryは「寮」。Do you promise to も「説明ルール」。「約束できますか?」→(なにを?)→「ルールに従うこと(を)」→「寮のね」。ofは「リンク」。the ruleに説明をリンクさせます。

  exceptionは「特別な存在」。no は exceptionを限定、「限定ルール(前から限定)」です。「ゼロの特別な存在」→「特別な存在ではない」。

 

musthave toの違いって? 

  mustとhave toがたくさん出てくるので、いつものように一億人の英文法を参考に解説します。

 mustは「高い圧力」。you must は話し手が相手に高い圧力をかける「命令」に近い「しなければならない」。 
 一方、have toは「必要・必然」。You have to だと話し手の意思とは別に、客観的な必要性があるから「しなければならない」。 

 後は私の感覚ですが、この場面では、You will have to do everyhing は一般的な常識として「しなければならない」。You have to workは、自分のため、将来のために「しなければならない」。You must leave はブラックバーン校長先生の考えで「しなければならない」。みなさんはどう思いますか?

 

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ブラックバーン校長の進行形にしびれます! 

  I'm trusting you.は進行形ですね。進行形「予定」の意味でも使われます(参考:一億人の英文法 P585)。未来のある時点を意識しながら「そのときは~しているよ」。この場面でブラックバーン校長先生は、将来、蓮子さんが変わっていること思い描いて、進行形の「信じています」を使っている、と私は思います(^^;)。

 

 

 ブラックバーン校長先生の慈悲深いお言葉、心に響きます。茂木先生ははなを見て微笑んでいました。はなが退学にならなかったこと、そしてはな通訳をしている様子をみて、はなが成長していることを喜んでいたのでしょう。 

 それから、食堂に現れた蓮子さま、「ありがとう」と言えました。蓮子さまも気持ちの変化が見えますね。最後に白鳥かをる子さん。面白すぎます。

 

では、今日はもう疲れたのでこのへんで、 

ご機嫌よう、さようなら。

 

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