君死にたまふことなかれ - 与謝野晶子
花子とアン 第35回 ちびっとあらすじ
蓮子ははなと、はなの実家に向かいます。はなの家族に迎えられて蓮子さま、
「ずいぶん広い玄関ですこと」
うーん、蓮子さま、うまい言い方します。お母(室井滋)が作ったほうとうを口にして、
「美味しゅうございます」
岸朝子さんにも負けないナイスなコメントです。妹のもも(渡邊れいら)に質問され、
「わたくしはクッキーよりも、きんつばの方が好きなのよ」
はなへの気遣いも忘れません。兄の吉太郎(賀来賢人)へは、
「蓮子でいいです、蓮子と呼んでください」
ほれてまうやろー、です。地主の徳丸甚之介(カンニング竹山)には、
「じゃましないでください(キリ!)では、ごきげんよう」
かっこいい!そして、
あゝをとうとよ、君を泣く
君死にたまふことなかれ
末に生れし君なれば
親のなさけはまさりしも
親は刃をにぎらせて
人を殺せとをしへしや
人を殺して死ねよとて
二十四までをそだてしや
吉太郎にむかって与謝野晶子の歌を詠み、その歌が掲載されている雑誌を渡します。
はい、この「君死にたまふことなかれ」はですね、1904年(明治37年)9月に雑誌「明星」で発表されました(ウィキペディア情報)。ドラマは現在1909年(明治42年)11月ですから、約5年前という設定ですね。吉太郎が抱えていた雑誌も、しっかりバッチリ「明星」とかかれていました。
1904年は2月10日に日本がロシアに宣戦布告し日露戦争が開戦しました。与謝野晶子は当時26歳、歌に出てくる「をとうと」は、中国の旅順にいた2歳下の籌三郎(ちゅうざぶろう)のことです。
そして、お母ふじと蓮子さまは2人きりで語り合います。この場面、室井滋さんと仲間由紀恵さんの演技、うるうる(;_;) 蓮子さまの大きな決断とは、、、
はい、石炭王ですよね。
というわけで、本日は英語のセリフがございません、、、
ので、今日はこのへんで、
ごきげんよう、さようなら(T_T)