カメオ
ちょっこし、あらすじ 1年後、1923年(大正12年)夏 花子は「王子と乞食」の翻訳をしています。 「余と余の民は知っている。そちは知らぬ。私たちはこの言葉を覚えて、彼の名を賛美しよう」 完 「はあ、、、終わった、、、」 「王子と乞食」の翻訳が、とうと…
聡文堂 「それは、はなさんだったのよ」 村岡印刷 カメオを英治に渡す郁弥。 「どういうことだ」 回想 「あたしが死んだら、もうあたしに縛られないで、誰かと一緒に生きていって欲しい」 カメオを郁弥に渡す香澄。 カメオは義母の形見。 「義姉さん兄さんの…
ちょっこし、あらすじ 村岡印刷 「お断りします」 「てっ!どうしてですか?」 「挿絵は本職ではありませんから」 「でも、はなさんのページには、あんた素敵な絵を描いていらっしゃったじゃないですか」 「素人ですが、あの挿絵だけは描きたかったんです」
ちょっこし、あらすじ 病院 妻香澄を見舞う英治。 「ニジイロ」を香澄に見せます。 挿絵に気付く香澄。 はなとかよ 「ほういえば、ミスタードミンゴさんが褒めてただ」 ミスタードミンゴとはカフェーの紳士で村岡英治の父、村岡平祐のこと。ミスタードミンゴ…