第24週
宮本家 純平が戻って来ました。 仏段に手を合わせる純平。 蓮子は純平が今どこに所属しているのかを尋ねます。 しかし、純平は軍規ということで答えません。 純平は今晩一晩泊まって明日の午後戻るようです。 喜ぶ蓮子。 龍一からの連絡を気にする純平。 蓮…
空襲後 玄関の前に立つ花子ともも 英治と旭が戻って来ます。 安心する花子ともも。 かよの店も大丈夫なようです。
1944年(昭和19年)9月 学校から帰って来た美里と直子は顔がまっ黒です。 どうやら農家の手伝いをしてきたようです。 笑顔の直子ちゃん。 しかし美里ちゃんはなぜか暗い表情です。
村岡家玄関 シンガポールから帰って来た醍醐さん。 リボンはもうありません。 涙ぐむ醍醐さん、戦地を見ずに帰って来たようです。 「でも、戦争がどういうものなのか、少しわかった気がするわ。 死って、遠くにあると思っていたけれど、すぐ隣にあるものなの…
カフェータイム 花子は玄関に石を投げられた話をかよとももにします。 「石を投げられたのは、お姉やん達にも責任があると思うの」 かよとももはは、花子が周りからどう思われているのかを伝えます。 花子が英語の仕事をしている事で、近所からよく思われて…
太平洋戦争開戦 花子49歳。 太平洋戦争の開戦を機に、花子は9年間続けた、ラジオのおばさんを辞めました。 そして、日本とカナダは敵対する関係になったのです。 昭和16年、開戦直後は日本中が勝利を確信し、大きな興奮に包まれておりました。