宮本龍一
居間 「敗戦後、私は筆を折っていたのをご存知?」 「ええ、、、」 「何を書くべきかわからなくなってしまったの。 7年間も、宇田川満代はがらんどうだった。 その私が、また書けるような気がするの、、、 ありがとう」 「宇田川先生、、、」 「あなたじゃな…
太平洋戦争開戦 花子49歳。 太平洋戦争の開戦を機に、花子は9年間続けた、ラジオのおばさんを辞めました。 そして、日本とカナダは敵対する関係になったのです。 昭和16年、開戦直後は日本中が勝利を確信し、大きな興奮に包まれておりました。
ちょっこしあらすじ JOAK 1939年(昭和14年)初夏 花子はラジオの仕事を続けています。 廊下を歩く女性、、、 宇田川満代先生です! ラジオから流れる花子の声に足を止める宇田川先生。 「あいかわらず生ぬるいわね」 宇田川先生の言葉に、へつらう漆原部長。…
夜 吉太郎のことを英治に話す花子。 「なにか言えない事情があるんじゃないかな?憲兵の任務上のことじゃないのか?」 花子は蓮子が、龍一様子がおかしいと言っていた話を思い出します。
村岡家 花子がラジオ局から帰って来ました。 英治がラジオを組み立てています。 「てっ!ラジオ、、、」 花子、うんざり顔です。
ちょっこし、あらすじ / Storyline 1926年(大正15年)12月 / December 1926 花子、33歳。 「王子と乞食」が世界家庭文学全集に掲載されることになりました。 「5歳の誕生日を前にしてこの世を去った歩は 私の心に、母性と言う火を灯してくれた天使でした。 …
ちょっこし、あらすじ 葉山家 「純平、お父様が付けてくださったのよ。素敵な名前ね」 純平は連れ去られてしまいます。 純平が生まれたことに感謝する蓮子。 花子は龍一が弁護士の勉強を頑張っていることを伝えます。 「女は弱し、されど母は強し、よ。もし…
ちょっこし、あらすじ 葉山家 静かに座る蓮子。 「私だって本当はこんなことしたくないんですよ」 伯爵妻の園子が蓮子の髪を掴み、、、 ザク! それを恐ろしい形相で見つめる伯爵。 生まれてくる子供を守るためなら、何も恐れない、自分はどんなはずかしめで…
ちょっこし、あらすじ 村岡家 にらみ合う伝助と龍一。 席をはずそうとする英治。 「村岡しゃん、おっちゃれ。二人だけになったら、俺はこの男を、殺すかもしれんんき」 そして伝助に家に来た理由を聞く英治。 蓮子の居場所を花子に聞きに来た伝助。
ちょっこし、あらすじ 龍一の部屋 歩をれ蓮子と龍一に見せる花子 「はなちゃん、私も新しい命を授かったの。何があってもこの子を守るって、龍一さん言ってくれたの」 「おめでとう!」 「ありがとう、元気な赤ちゃんを産むわ」 なんと蓮子のお腹には新しい…
ちょっこし、あらすじ 朝 「蓮さま、ゆうべどうしたんだろう?東京にいるのに連絡もくれないなんて」 蓮子を心配する花子。 「蓮子、ここに来ちょらんだろか?」 村岡家を尋ねる伝助。 「蓮子~!」 発狂し村岡家を探し回る伝助。 「石炭王の嘉納伝助ともあ…
ちょっこし、あらすじ 福岡 机の上に並べられた宮本龍一からの手紙。 蓮子はそれをしまいます。 ついに3日後に駆け落ちの実行です。 東京、花子宅 お父とお母は甲府に帰っていきました。 花子たちは親子水入らずに静かな生活に戻りました。 翻訳をしながら子…
1921年(大正10年)、夏 甲府で祝言を挙げてから1年半。 「いい天気だね~」 安東はな改め、村岡花子です。お腹なでなで。 あら?もうおめでたですか?(美輪先生) 表札を磨く花子。 「花子、ふふふ」
ちょっこし、あらすじ かよ!全員かよ! なんちゃって~ チャンチャン というわけでかよたん、カフェーのクリスマスパーティーに10人呼ばなければならないようです。 「ふんだけんど、おら、東京に知り合いなんていないし(T_T)」 かよたん、かわえ~。「どう…
ちょっこし、あらすじ 次の日の朝 (M-09 わるいゆめ)「安東君、まだ終わってないの!?」 青ざめる須藤さん。 はな、校正が終わっていません。 はなは寝てしまったようです。 全員で手分けして校正をします。 校正 - Wikipedia はな、心ここにあらず。
ちょっこし、あらすじ ドミンゴ サイダー、ゴクリ。 心臓、バクバク。 はなちゃん、ごまかし切れるのか? 「サイダー、お好きなんですか?」 「サイダーは、夢の水たい」 伝助しゃんもサイダー好きなんですね。 あっさりごまかせました(^^;) はなちゃん、Good…
ちょっこし、あらすじ ドミンゴ 吉太郎の肩越しに、蓮子の話をする宮本龍一。 じっと聞き耳をたてる吉太郎、、、 (M-23 Scandal) うーむ、甲府連隊の憲兵の兄やんがなぜここへ? 謎ですが、宮本龍一を監視していることは間違いないですね。
ちょっこしあらすじ 朝 かよちゃん、今日はオレンジですね。 英英 辞書見切れ。 「忘れてください」 はなは、英治の言葉が忘れられません。
ちびっとあらすじ 再会 くるくる、からの、、、 「ごきげんよう♪」 蓮さま、東京に来るようです。 十年ぶりに腹心の友と再会です。 「ごきげんようか、、、お前のそげな、ごきげんさん、な声は久しぶりに聞いたばい」 伝助、、、ごちそうさんを思い出すぢぁ…
1919年(大正8年)春 東京・銀座 はな25歳 はなは東京で働くことにしました。 かよちゃん、字がうまいです。 はなはカフェーに入りました、、、 あ! かよちゃんカフェーの女給さんになっています。 「ご注文はブラジル珈琲でよろしいですか?」 ワールドカ…